課長、ちゃんとしてください。

あたしは納得できないながらも、「すみませんでした」と謝る。




課長は今度はへらりと笑い、「以後気をつけるよーに〜」とおどけた口調で言った。




そこで、注文していた料理が届いたので、あたしたちは箸をとった。





上品な味付けの肉じゃがや、丁寧に出汁をとられた味噌汁を食べ終え、あたしは課長に向き直る。






「あの、課長」





「はいはぁーい?」





「なんであたしを誘ったんですか?」






単刀直入に訊いてみた。



ずっと疑問に思っていたからだ。




なんで課長は、今日突然、あたしをランチに連れ出したりしたんだろう?






じっと課長の顔を見ていると、課長は「ん~」と首を傾げた。