課長、ちゃんとしてください。

「あたしはもう成人してますし、大人の女性ですから。


あたしと課長がお付き合いしても、なんの問題もありません。



あたしのことが少しでも好きなら、どうか課長、あたしのものになってください」







―――また、ちょっと直接的すぎたかもしれない。





課長が魂の脱けたような顔をしている。







でも、いいや。




とにかく、言いたいことは全部言うと決めたのだ。







「あたしのものになってください、課長」






大事なことは、二度でも三度でも言うべきだと考え、あたしは繰り返した。




それがあたしの本当の気持ちだったから。






「あたしだけを見て欲しいです。


ほかの人と仲良くしないで欲しいです。


だから、あたしのものになってください」