課長、ちゃんとしてください。

あたしが真面目に答えると、課長は困ったように頭を掻いた。






「……………」





「……………」






課長と話していて、沈黙が流れることなどかなり珍しい。





課長は眉を下げて、情けない表情で「うーん」と唸っている。






その顔がほんのり紅く見えるのは、




そしていつになく落ち着きなさげに見えるのは、





あたしの気のせいだろうか?






少し気まずい沈黙が、「かちょー!」という明るい声に破られた。






向こうのほうから、続々と課の仲間たちがやってくる。





課長はなぜかほっとしたように表情を綻ばせて、「おはよ〜みんな〜」と大きく手を振った。