「やっほ〜。
新しく課長になった、五十嵐でーす。
みんな、よろしくね〜」
ぷらぷらと手を振りながらオフィスに入ってきた、へらへら笑いの新課長の姿を見た瞬間、あたしの期待は海の泡のように儚く弾けて消えた。
案の定、前の課長のほうが、何倍もマシだった。
五十嵐課長は、とにかく何事に対しても緩くて、「適当でいいよー」が口癖で、あたしにとっては宇宙人のような存在。
今日のように、ミスのある資料でも「まぁいっか〜」なんて言って通してしまうし、残業していると「無理しちゃだめだよ〜早く帰ろうね〜」と言って回るし。
あたしが理想としている、部下にも自分にも厳しい毅然とした上司像には、程遠い。
新しく課長になった、五十嵐でーす。
みんな、よろしくね〜」
ぷらぷらと手を振りながらオフィスに入ってきた、へらへら笑いの新課長の姿を見た瞬間、あたしの期待は海の泡のように儚く弾けて消えた。
案の定、前の課長のほうが、何倍もマシだった。
五十嵐課長は、とにかく何事に対しても緩くて、「適当でいいよー」が口癖で、あたしにとっては宇宙人のような存在。
今日のように、ミスのある資料でも「まぁいっか〜」なんて言って通してしまうし、残業していると「無理しちゃだめだよ〜早く帰ろうね〜」と言って回るし。
あたしが理想としている、部下にも自分にも厳しい毅然とした上司像には、程遠い。



