20100823(月)くもり

6時起床。2000kmも離れているのに北京時間だから
朝7時に夜が明けて夜は8時まで明るい。

中国銀行が開くのは9時のはずだから散歩に出る。
路地裏で庶民が米線かおかゆを列を作って食べている。
なかなか入りにくい。

9時。換金はスムーズだった。きくやで卵焼き定食をたべて
周城へ向かう。そっと染物工場の中に入って写真を撮り続けていると、

段小姐がやってきた。結構客が多い。また10枚買うというと
すぐに決めようとする。夜店の暖簾を広げて、

「昨日の夜30元で買った。同じものだ」
「いやいや藍の葉が違う」
と言って段小姐は私を庭の隅に連れて行く。

野生の藍の葉っぱを掴み手にとって見せながら、
「大理と周城では藍の葉が違う」
『うそつけ!』

「10枚ほしいが250元しかない」
「8枚!」
「8枚じゃ240元じゃないか?9枚!」
「・・・」
「来年もっと買う」

ということでついに1枚30元になった。
領収証に段小姐のサインをもらった。

今後はこれがものを言う。
こういうことが一番大事で最高に楽しいひと時だ。