嘘つき少女

坂上りなう。何これ呟き?

さっきよりきつい…。こんなに角度高くする必要あったの?

『…』

神村さんはどうやら喋る気力もないらしい。ただひたすら地面見てるよ。それもそれで怖い。お前地面に何の恨みあんだよ。

水川「神村?大丈夫?」

出ました爽やか君。話しかけないでほしいときに話しかけてくるやつってむかつくよな。察しろアホって言いたくなる。

『へっ?う、うん。なんとか(ニコ』

こんなときでも営業スマイルを忘れない神村さん。すごいなー、僕尊敬しちゃうなー。
んなわけあるかです。俺自分のことしかリスペクトしねぇから。

水川「そっか…。無理しないでね?」

『うん(ニコッ』

ねぇ、このやりとりさっきもやってなかった?俺の気のせい?
って水川の野郎、あんだけ心配しといて先行ってるよ。なにそれすごい。
……いや…俺は神村の近くにいるんだけどさ。

櫻井「もうそろそろで着くぞ」

『ほんと?早く平らなとこに行きたい…』

櫻井「ふはっ、何だよそれ」

平らってなんだよ平らって。
とか思ってたらあっという間に平地(笑)に到着。なんか神村さんがうおっ、平らだ!とか言ってるけど気のせいだよね、うん。

涼華「あ、やっときた。ほら、行くよ!」

こいつ地球人じゃねぇな。何?火星人?…怖。近寄らないでよ。

水川「神村、行くよ」

『うっ、うん』

いや、休憩させてやれよ。たぶんあいつ怒ってるぞ。