「…っち、またな」 舌打ちをし、とあるカプセル状の物から 線を抜き笑えば武器を持った天使達が 慌てる。 「煙幕!?」 気づいた時には遅く悪魔の姿はなかった。 「逃げられちゃいましたねー」 「ったく、無事か?姫様」 オーシャンブルーの瞳は遠くを見つめ 笑う。 「えぇ、平気です」