聖なる夜に、幸せを。








「…クロス?」

「聖奈…?」



私たちの体は、宙に停まったままだった。



「…死んでいないの、私たち」

「…みたいだな」






「大丈夫2人とも」

「新米の手はかかるな」





声のした方を見ると、

ゼントさんと桜子さんがいた。




「父さん!?母さん!?
え?何でいるわけ?」

「何でいるのって、ヒドいわねぇクロス。
落ちそうになったところ助けたのに」




どういう事…?




「落ちそうになったでしょ2人とも。
地面に叩きつけられる寸前に、ゼントとワタシで、魔法をかけたのよ。
聖なる夜は、魔力も上がるしね」



ゼントさん…桜子さん……。




「それにだな、聖奈ちゃん。
ご両親も関わっているんだよ」



ゼントさん?

どういうことですか?