「秀人!!!」

「お、正解〜♪遅刻するから早く起きて」

私の部屋のイスに座ってニコニコこっちを見ているのは、私、大川茉美の幼なじみの内村秀人。

「なんでいるのよー!」

小さい時から常に私の隣には秀人がいた。
幼稚園も小学校も中学校も高校も。
恐るべし腐れ縁。