「気持ちいー……。」
まるで、生き返る様な感覚に浸る。
……死んでないけど。
「やっぱり、暑かったんだろ。」
「うっ……。」
ニヤニヤしながら言われ、言葉に詰まる。
「我慢すんなよ。」
そう言って、ポンポンと頭を撫でられた。
さっきの様な、意地悪な笑みじゃなくて優しく微笑んでいた。
やっぱり、瑠希は優しい。
意地悪したって、絶対に後から優しくしてくれるんだ。
そんな、瑠希の微笑みと優しさが好き。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…