「え?わ、瑠璃ちゃん!……と、勇坂くん!」 「篠原先輩、僕をついでみたいに言わないでくださいよぉ。」 陽翔くんは、苦笑いをする。 「ご、ごめんね!」 由乃は、ペコペコ頭を下げてる。 「あ、良いですよ!冗談ですから!」 クスクスと楽しそうに笑う陽翔くん。 チクッ。 ……なんでだろ。 凄く、胸が痛い。 苦しい。 「陽翔くん、そろそろ皆来るからこの体勢は……。」 皆が、ゾロゾロ来はじめるのは8時10分から15分。 今は、8時丁度。 もう少ししたら皆来てしまう。