出会いは、立ち入り禁止の屋上で。-先輩、可愛いですね。-


「むー。」

私は、頬を膨らました。

すると、陽翔くんは顔を真っ赤にさせる。

「先輩、それ反則だよ……。」

「え……?」

すると、またギュッと抱き締めた。

「先輩、可愛すぎ。」

ボソッと言った陽翔くん。

私はボッと音がするんじゃないかと思うほど体が熱くなった。

「そ、そんな事ないよっ……!」

「ううん。先輩は、世界一可愛い。」

「っ、」

心臓がバクバク言ってる。

陽翔くんに聞こえちゃう……。

「先輩、ドキドキしてるんだ。」

「うっ……。」

やっぱり聞こえちゃった……。

凄く恥ずかしい。