出会いは、立ち入り禁止の屋上で。-先輩、可愛いですね。-


「え……?」

何考えてた……って、陽翔くんのことだけど本人の前でそんなこと言えない。

「僕のこと、考えてた……?それとも他のこと考えてた?」

「え、えっと……」

すると、陽翔くんはぷくっと頬を膨らませた。

「僕と二人きりの時は他のこと考えないで。僕のことだけを考えて?」

「へ!?」

陽翔くん、独占欲意外に強い……。

「だって、僕先輩のこと大好きなんだもん……。」

上目遣いで見つめてきた陽翔くん。

グハッ!!!

ノックアウトだ!