そしたら、簡単に鍵を貸してくれた。

フッ……チョロい……。

と、先生を嘲笑った。

ガチャンっ、

そう音がするのを確認すると門を開けた。

ギギギッ……!

重い門を押すと古びた音がする。

そんな音もちょっぴり好きだったりする。

そして、完全に開けると私はスタスタと学校へ入る。

校舎に入り、自分達の教室へ向かった。

階段を昇るときにコツコツ、と音がなる。

普段、皆がいるときには体験できない。

だから、そういうところも好き。

あ、ついた。

そう思い、教室のドアを開ける。

と、そこには……!