「桃ーっ!待った?」










カフェにいる桃へと話しかけた。











「ううん、大丈夫だよ。」








桃とは高校1年からの付き合いで










今もこうして話をしている。










「太陽くんはちゃんと保育園行ってる?」










「うん、毎日楽しそうだよ」












「そっか!それなら良かった。」










注文をしようと言い、










私はイチゴチルクを頼んだ。













空が大好きだったイチゴチルク。











「空くんがいなくなって、もう5年も経つんだね…。」










私はその言葉にカッとなり









「5年もって何!?そんな言い方しないでっ!!」










声を荒らげてしまった。











「…ごめっ、そんなつもりじゃなかった」











桃の気の弱い声にやっと我に返った。












「私の方こそ…ごめん。」










謝ると笑って許してくれた。











イチゴチルクとカフェオレを飲みながら












私達は3時間世間話をした。