ぼふっとベッドにダイブして また泣く 私は気づいたら寝ていた 私の目は真っ赤になっているだろう 私は丸井先輩の目と 合わさない様に歩いていた 放課後になるとさっさっと 作ってしまって帰る 校舎の外に出て テニスコートを見ていると 丸井先輩の姿が見えたけど 昨日の事があって声がかけにくい ずっと見ていたら 「よ、あのさ少し良いか?」 いきなり丸井先輩が来てこう言った 「え、あ、まぁはい」 私は丸井先輩に体を向けた でも目を合わさない 「お前さ、何で昨日帰った?」 「…」 「答えろぃ」