このままじゃダメなんだってことは、わかってるから。
答えを、出さなきゃ。
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「受験は、しません」
夏休みの三者面談で、私はハッキリそう言った。
春の三者面談でも私はそう言ったけれど、お母さんも先生も反対していた。
「……どうして?」
「やりたいことがありません」
「いざ、やりたいことが見つかっても、高校行ってなかったら出来ないことの方が多いんだよ?」
「わかってます」
でも、やっぱり学校を受験して、受かったとしても、私はたぶん学校には行かないと思う。
ここまで来て、
中学3年生になっても、
私は学校を好きにはなれなかったから。
答えはまだまだ出ない。
だけど、学校に行くって選択肢は、私の中にはすこしもない。
「松中さんの実力だったら出席日数が足りなくてもトップクラスの学校からワンランク下げたところぐらいなら余裕で受かると思うよ」



