君のココロの向こう側

「ねえ、隆太郎」

「……ん」

「またねのキス、またしようね」

「うん」

「でもそれだけじゃ寂しいから、おはようのキスも始めよう」



これから先、私達はもう終わらないと信じて。

ずっとずっと、離れないと信じて。



「いいね」

「でしょ?」

「将来子供が出来て、忙しくなったりするだろうけど。絶対、しよう」



体を離し、いつかと同じように手をつなぐ。

手から伝わるぬくもりが、もう離さないって言ってくれてるみたいで。



「そう言えば隆太郎、仕事……いいの?」

「うん。先輩に、追え!って言われて、早めに上がらせてもらったから。その分、明日は働けって言われた」

「ふふ。いい先輩なんだね」