君のココロの向こう側

「だなぁ」



一頻り笑った後、隆太郎が急に真剣な顔つきになった。



「なぁ峰」

「……はい」



改まった空気に、思わず息を飲む。

こうして向かい合ってるなんて、数日前の私は想像もしてないだろうなーなんて考えていると、



「俺逹、結婚しよう」



一瞬、何を言ってるのか理解出来なかった。

時間差で頭に入ってきた結婚という単語に、また涙が溢れる。



「……っ!」

「泣くなよー」

「だ、だって……」

「俺等、離れててもずっとお互いのこと忘れられなかったじゃん」

「う、うん……」

「これから先も、お互いを超えるヤツなんか現れないと思うんだよね」