今宵、月下の夜に

そう言って考え出した彼は顔色を変えたけど一瞬にしてまた暗い顔に変わった。



「愁さん。とりあえず思い当たるところを探しましょう」

そう言って半ば強引に彼を外に出すと二人で探し回った。


私も咲希さんと行ったカフェなどを探したけれど彼女はいなかった。


なにもなければいいのだけど…。


「俺が悪いんだ…俺があいつのことほったらかしてきたから…」

そう言って暗い顔をする彼。