今宵、月下の夜に

もしかして…この人に買われたの?

起き上がり両手で庇うように自分を抱き締めた。縮こまるようにして相手をみる。

またたくさん殴られる…たくさん触られて着せ替えされて…

涙が出そうになるのを必死に堪えて怯える目で睨んだ。


そんな私に目を向けて近づくその人。


来ないでっ…

心の中で叫び続けた。



え…?