今宵、月下の夜に

「ほんと」

仕方なく同意を返した。



「同業者に会うのは久しぶりだ。それも実力者」

尚も話しかけてくる相手。

どこかで聞いたような声だった。



「あなたもね」


驚いた。あの素早い動きにテクニック。殺しに慣れているのは明らかだった。