今宵、月下の夜に

忙しそうに動き回る店員。入り口から入って目の前には色鮮やかなケーキの並ぶショーケース。そしてその奥がカフェのようにイスとテーブルがおかれている。

購入することもできてお店で食べることもできるみたいだ。


「あ、いたっ愁ーっ」


愁と呼ばれたその人がテーブルの間を通りこっちに近づいてくる。


だけどその人が近づくにつれ彼から目が離せなくなり固まってしまった。