日に日に同じ夢を見る雪乃は思う。 この世界にいても私は一人だ。 いっそのこと夢の中に 閉じこもってしまいたい。 誰も悲しまないし 私も楽だ。 神様、病気はもういいから 友達も全部諦めるから 私をここに閉じ込めて。 と。 そう少女は強く願った。