や、やっぱりそうだよな……。


それは何度考えてもあたしが悪いッ!


消えない事実だよな…。


沈んだ気持ちであたしは口を開いた……。



「……冴木野郎。」


「っ!?お前、ふざけんのもいい加減に…!」


「悪かった!ごめん……!」


「…………………は?」


冴木野郎が目を丸くしてあたしを凝視していた!



な、なんだ?


あたしが謝るのことがそんなに意外だったのかよ!!


本当に失礼な奴だな……。



そう思いつつも、謝罪の言葉を口にする。


「反射的にお前、……先輩を投げ飛ばしちまったけど、それは本当に良くない事だよな。」


「……………。」


「これからは気をつけるよ!す、すまなかった……。」


「……………。」



はぁ~、まさかこんな奴に謝罪しなきゃならんとはな……。


最近とことんツイてない……。