その瞬間、教室内で「きゃーっ!!」という女子の黄色い歓声が飛び交った。 なにこの悲鳴?! 女子の目線の先には、茶色い髪に派手なピアスをつけてる… 「!!」 さっきあった人だ! 私は、志音君とぶつかったときの事を思い出した。 えっと…確か名前は…。 「か…かい…櫂亜君!!」 「正解!」 「ひゃっ…!!」 いつの間に隣に来たのか、そこにはさっきまで女子に囲まれていた櫂亜君が立っていた。