愛しい君に何度でも




「先輩、今日部活休みなんですか?」


「ああ、昨日試合だったから休み」


「そうなんですか」



そんな他愛もない話をして、チラッと先輩を覗き見る。

 

____やっぱりかっこいいなぁ…




当たり前のようなことを思い、視線を前にずらした。

気づかれないように。




「………。」



やっぱりそれくらいしか、話すことないよなぁ。
もっと頑張れよ私!



「…あのさ、」



「はい!」




沈黙を破ったのはまさかの先輩からで。

勢いよく返事をしたあまりに、声が裏返ってしまった。
そこに突っ込まない先輩。
さすがです。