「よし、帰るか」
先輩はそう言ってスタスタ歩いてしまった。
先輩、部活今日ないのかな?
それを聞こうと思ったその時、先輩はこっちを振り向いてどうした?と言った。
待って、これって。
一緒に帰っていいよってこと?
なにそれ………
「待って下さい、先輩。
あ、あのバックは教室に…」
「じゃあ、下駄箱で待ってる」
「は、はい!」
先輩はそう言って階段の方に歩いていった。
私はスキップで廊下を渡った。
嬉しすぎて宙に浮くってこの事なんだね!
まさか先輩から誘ってもらえるなんて。
まるで長年の片想いが叶ったみたいで嬉しかった。


