「夏休みなんてクソ食らえ~~!」 あんなに夏休みが楽しみだったのに 先輩に会えないなんて……。 私はそんな事を言って、先輩の事を思い出した。 風になびく漆黒の髪。 目が合うと吸い込まれそうな曇りのない瞳。 血色が良く綺麗な唇。 漂うような大人の雰囲気。 ああ、もう。 思い出しただけでこんなに愛しいなんて。 先輩依存症。 その言葉が一番正しい。