「お姉ちゃんっ!!」

梨湖はそういい梨華に抱きついた。

「うわぁ!?」

梨華はよろつき後ろに倒れた。

〝ドッシーン”

「っ!?」

倒れた先は…

「ってぇ…んだよ…」

「あ、お、おはよ~一翔…」

「!!梨華!?おまっ!!」

「あぁ…平気平気…匡さんのおかげでなんとか…」

梨華は一翔の上に乗っかりながら言う。

「そうか…まぁ…よかった…。すまん。」

一翔はそういい頭を下げた。

「は?」

梨華は目を丸くしていった。