〝ガターン!!”

「か、一翔!?」

一翔は梨華の言葉を聞いて椅子から落ちた。

「だ、大丈夫…?」

梨華は急いで一翔に駆け寄った。

「知らないで喜んでたのかよ…」

一翔がそう言うと海と匡がやってきた。

「一翔、どうした?」

「どしたの?」

二人はドアから顔を出して除く。

「「・・・」」

そこには一翔が椅子から落ちた無様な姿があった。

「…何やってんだ…?」

匡は一翔を見下ろすように見て言う。

「見てわかんねぇのか…?」

「匡、一翔は椅子から落ちたんだよははっ!!」

海はそう笑い言う。