赤い雫、青い雫


それからはゆっくりと幸せな時間が過ぎて行った



俺と羽華は体を合わせるわけでもなく、吸血するわけでもなく



心で繋がっていた



そんな幸せの中で不意に見せる



羽華の暗く悲しそうな目が何を秘め、意味しているのか俺は全く分かっていなかった



そして、幸せは突然崩れ去る



「やあ、」



羽華に恐怖を植え付けたアイツが俺の屋敷に乗り込んできたんだ



俺はとっさに震える羽華を庇った