俺はほとんど毎日、鈴也と遊んでいた。
ある日、急に鈴也が連れてきた双子の女の子。
二人とも体が弱いけど、明るい子だった。
顔もほとんど同じ。声も、話し方も。


でも一つだけ、違うところがあった。


姉の椿ちゃんに対して、妹の柚花ちゃんは
かなり、我慢をする子だった。


昔から鈴也はあまり柚花ちゃんのことを見ていなかった。
椿ちゃんの方が体が弱かったから。
だからいっつも、柚花ちゃんは
我慢してたんだ...。


あんな小さな体で。







だから、守りたいと思った。
俺が柚花ちゃんを守らなくちゃいけない。


ただ純粋に、そう思った。
そして医者になって、柚花ちゃんの体を
少しでも良くしたいと思った。


ただただ、彼女が大切だった。