私の名前は木下 綾香(きのした あやか)
先月高校生になったばっかりだ。

高校生活にも少しは慣れてきたものの、不安と期待の気持ちでいっぱいだ。



そんな私には3人の幼馴染がいる。


「綾香、おはよう。」
そう言って声をかけてくれたのは、水川 啓太(みずかわ けいた)
私の幼馴染の内の1人。


優しくて、笑顔の可愛い人。
そして私は啓太のことが好きだった。


啓太の柔らかくて茶色い髪が大好きでいつも目で追ってしまう。
そして見つける度に二ヤけてしまう。




「おはよう。」
ドキドキする心臓をおさえて、私は挨拶を返した。



そして一緒に校舎へと向かった。
隣にいれることが嬉しくて・・・でもなんだかくすぐったくて・・・幼馴染の特権なの。