どれくらい、時間が経ったのかもわからない






「とにかく、実家に行こう」


















そう思って駅で電車を待っていたとき――-----


















「枝野すず様ですか?
 


 私広瀬と申します。




 あなたのお母様の兄、枝野雄太郎様から言付かっております。


 申し訳ありませんが、雄太郎様がお待ちになっておりますので・・・」


















そういわれて連れてこられた先は都内にある超一流ホテル