✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲
「おっ疲れ様でぇーす!!!!」
学校から帰ってきたももかを、トルマは今日も変わらないテンションでお出迎えした。
「·········ただいま」
ももかはもう疲れ切っていた。
学校の朝会の後、クラスメートやら他のクラスの友達やらに色々聞かれ、先生には褒められ、散々だったのだ。
「疲れていらっしゃるようですね!!
では次のミッションです!!!」
「また!?」
「ふっふっふ、大丈夫です。これが最後のミッションですから·····。」
いつもとは違う、トルマの少し悲しさが混じったような笑顔が見えた。
「えっ?もう最後?早くない?」
最初、沢山のミッションとか何とか言ってた気がする。
「私、2つしかミッションしてないけど。」
(もしかして、私、騙されているのか)
「いやいや、それは違います!」
トルマは慌ててそう言った。
「3つだけのミッションなんかでいいわけ?」
「いいんです!!!!」
やけに自信満々なので、ももかは信じることにした。


