ジリリリリリリ·········ジリリリリリリ·········






目覚まし時計の音で目を覚ましたももか。




今日は学校だった。







「やっ、ヤバイ、遅刻する·········っ!!」




時計はすでに午前8時を指しており、学校までが遠いももかには致命的な時間だ。






「あ、送っていきますよっ☆」





「へっ?」





間抜けな声を出したももかの隣には、ニコニコ笑顔のトルマがいた。





「車で送っていきますよーっ!」







あ、ありがたい!





ももかにはこの時のトルマが神様に見えた。



ていうか車と運転免許証持ってたんだ。