「·········それにしても、公園ってゴミが多いんだねー。·····寒っ。」 風が強く吹いている。 ももかにとっていつも通学するときに通る公園が、今日はまた違って見えた。 空き缶、ビニール袋、煙草········· 次々とゴミを拾っているももかを、ある人が見つめていた────。