迅「琉亜の希望になってやる。だから俺達を信じろ。」



「何、言ってるの?はぁ、だからあたしはあんたの女にならないっていってるでしょう?」



迅「『あんた』じゃない、迅だ。
フッ俺の女にしがいがある。」



は?何か最近は?ってよくいってる気がする…。



「だから?あんた「迅だ。」はぁ…迅の女には死んでもならないから。」



こいつと話してしてもらちが明かない…。



「まぁ頑張んな。無駄な努力だけど。あたしには…愛している人がいるから…。」



迅「……。」



「じゃあ、あたしは教室に戻るから。じゃあね。いや、さようなら…。」




あたしはそう言って屋上を出た。




迅「アイツのことを調べろ。なにか隠している…。」




あたしには迅の声は届かなかった……――――。