【短編】先生は忍者なので


「白雪!」


先生の声があたまの中でひびいた。

いつもは『白雪さん』って呼ぶのに、呼びすてしている。

それはそれで、かんけいが近くなったみたいでうれしいな。


「白雪!」


また声がした。

あたしの前にいる忍者の3人のうち2人が武器を取り出している。


「白雪!」

「あっ!」


あたしの前にはひっしに名前をさけぶ先生がいた。


「先生!」

「無事でなによりです」


先生はそう言うとあたしに向かって手裏剣をなげた。