☆Friend&ship☆ -序章-


「お前らもうくっつけよ」

「年の差」

「いいじゃん、もう」

「…じゃあなゼウス」

「あ、え?おいっ!!」

逃げだそうとしたところで捕まった。

「じゃ、ホテルに!!」

「…」

板を履かせられてハンドルを握らされ、ヘルメスは溜息をついた。

「なあ、イーリス?」

「え…!?」

目が笑っていない。

完全に引き攣った愛想笑いを浮かべてイーリスは怯えた。

「ヘルメスは俺のものだからな」

「…」

嫉妬…?

よくわからない敵意に、イーリスは仕方なく乾いた笑い声をあげようとした。

「お前ら何してんだ」

「なかよくお話★」

「…ソウデスカ」

「ヘルメス~?」

「…」

「何感傷的になってるんだよ」

「綺麗な海だ」

「ああ」