少し黙り込んで彼女が喋り出した。 「本当にありがとう。 拾ってくれたのが君でよかった。 よかったら、お礼にご飯でも奢ります。」 深々と頭を下げている。 そんなの良いのに。 でも、ここはせっかくだし… 『え!いいんですか♪僕、そういうの遠慮しませんよ♡』 交友関係を広げておくのも悪くない。 「今、急にアイドル入ったな〜(笑) いいよ、遠慮なく奢られて下さい!」 ラッキー♪ さっそく今夜、ご飯に連れてってくれるってー!