白い部屋で


「現実と夢の中にね?
泉くんが…二人いるの。」

『僕が?』

「うん…でもね?現実世界の
泉くんは私のことをあまり知らなくて彼女もいて…
私が通ってる学校のバスに乗ってて
こないだ偶然あって アドも交換して」

『僕が…二人……』

「でも、夢の世界に来ると
泉くんは何事もなかったように私と一緒にいて…泉くん彼女いないって言うし………。」

『………。』