みぞおか先生とひろしくん






起きなよ。





バッ





俺は飛び起きた。



気がついたら朝の会が終わっていた。


隣のおさげの女子に起こされる。




この人も可哀想だ。


みぞおか先生のせいで俺が学校に来ない。
そのせいで隣がいつもいないのだ。



(同情するよ······キラッ)



俺はその女子にうざったい同情の顔をむけた。



女子は不思議そうな顔をしていた。