3人で一緒に教室に行ってドアを開けると、
「ちょっと、あの人カッコイイ!!」
の声と。
「超美人だなぁ……。」
の声。
私もいてしまってスミマセン(泣)
1人落ち込んでいたので、
「すっげ可愛い」
なんて声は、全くと言っていいほど、耳には届いていませんでした……。



席順をみると、私の右斜め後ろに舞が。
私の後ろに佐竹君が。
「席も近くてラッキーだったな。もう面倒だし、胡桃でいいかな?俺の事も蓮人でいいし。舞ちゃんも、いいかな?」


ニコニコさた……じゃなかった、蓮人が言った。
「うん、よろしくね、蓮人!!」
ニコッと笑ったら、周りがザワザワしていた。
「頑張ってね、蓮人くん」
舞ちゃんがニコニコしながら、よく分からない事を言ってたけど。
「ひとまず番号交換しとこうぜ!!」
の提案で、舞ちゃんと2人で、蓮人の番号とアドレスを交換した。


パパ、ママ、お兄ちゃん!!
友達が出来たよ~(*>∀<)ノ♪


ピョンピョン喜んでいたから、
「蓮人くん、胡桃はすっごく鈍感だからね。
そうとう頑張らないとダメだからね。

「そうなんだぁ。じゃあ頑張るしかないな!!」
なんて会話がされてた事も、全く知らない私でした……。