だぁい好き♡

(蓮人side)

なんで、こうなったかなぁ……。

隣にいる小山をため息まじりに見る。

あの騒動の後、あれよあれよとその場いた全員が、慎さんの家に連れて来られて今に至っている。


なんでか普通に酒飲んでるし。
ま、飲めない訳じゃないからいいけど、大丈夫なのかよ、コレ……。


話してみると、影山センパイも松岡センパイも悪い人じゃなかった。


ま、女関係は、真似したくもないけど。


俺だってそれなりに付き合ってもいるし、経験だってしてる。


1度だけ、なんとなく付き合ってやって……を経験したからこそ、そんなのは無意味だって分かってからは、自分なりにちゃんと付き合ってきたつもりだ。


ま、なかなか長続きはしないけど。


「そういえば、なんで、胡桃ちゃんは、男女交際の考えが、あんなに純粋なんですかぁ?」
松岡センパ イが聞いた。


たしかに。
それは俺も気になる。


あんなに可愛いんだから、モテまくってるだろうに。


ま、何かあったら、返り討ちにしちゃうか、あれじゃ(笑)


「あ~あれは俺のせいかもなぁ~」
顔を真っ赤にしながら、和馬さんが言った。


「きっとそうだと思うよ。」
和馬さんの隣で彰さんが笑っている。
ちなみに彰さんは、川島の親父さんらしい。
優しさがにじみでてるようなハンサムさんで、なるほど川島の親父だな……って感じだ。


「聞いて驚くなよ~。コイツはなぁ、昔は影山や松岡なんか足元にもおよばないくらいの女ったらしだったんだぞ~(笑)」
俺の隣でベロベロの小山が爆笑している。


あの2人以上って、どんだけだよ!!


「俺がやり捨てた女の中に風花の友達がいたらしくてぇ、俺、風花にフルボッコにされたぁ~(笑)」
は?
あんなに美人な胡桃のオフクロさんが、超気合い入りまくってる和馬さんをフルボッコ?


影山センパイや松岡センパイ、城谷センパイまでもが驚いている。


「女にそんなんされたの初めてだったし、その時に惚れちゃってさぁ~(笑)」
いやいや、それで惚れるって、アンタ頭大丈夫?


「俺らの所に単身のりこんで、怯むことなく友達の為に制裁加えにくるって出来ないぜぇ~。その心意気と腕っぷしに惚れた(笑)」
和馬さんのその言葉に、彰さんと小山も笑ってる。


なんなんだ、コレ……。