「類……!!智樹……!!」
チャラ男さん達が、青ざめながら名前を口にする。
女の方達は、今にも倒れそうな勢いで青ざめて、震えている。
「なにやってんだって聞いてんだよ……!!」
ドコン!!と寝転がってるチャラ男さんを、類先輩が蹴りとばす。
「ぐぁっ……!!」
お腹を押さえて、のたうち回ってるチャラ男さん……。
「なんかぁ、影山先輩たちと仲良くしてる胡桃が気に入らなくて、そこのクソ女共がチャラ男先輩達に犯させようとしたら、逆に返り討ちにあったみたいなんですけど~」
蓮人が持ち上げてたチャラ男さんを、類先輩にブンッ!!って感じで投げつけた。
それを類先輩は、蹴りとばしてから。
「テメェら、そんな事しようとしたのかよ?」
ぐるりと周囲を見回す。
みんな恐怖で固まってる中。
「本当に胡桃ちゃんが返り討ちにしたの~?」
のんびりした声で姫奈先輩が聞いてきた。
「姫奈……、緊張感なさすぎ……」
ククッと翔先輩が笑っている。
「てかマジで胡桃ちゃんにやられちゃうとか、情けなくね~?」
智樹先輩にいたっては、大爆笑している。
そんな中。
「笑い事じゃないですよ。胡桃が強かったから無事だったけど、下手したら胡桃は一生消せない傷をつけられる所だったんですよ?こんなカス共もまとめられないで、トップ語るとか、ふざけてんですか?」
蓮人がギロッと類先輩達を睨みつけた。
「蓮人!!私は大丈夫だったんだから良いよ!!」
私が言っても、類先輩と蓮人が睨み合っていて……。
え?
なんで、こんな事になっちゃってんの……?
舞ちゃんと由梨ちゃんはガタガタ震えてるし、空気はピリピリ張り詰めてるし……!!
すっごくピリピリした空気を破ったのは、なんとも緊張感のない声だった。
屋上のドアがキィーと開いて。
「なぁにやってんだぁ?」
顔を出したのは、勇翔君こと、小山先生だった……。
チャラ男さん達が、青ざめながら名前を口にする。
女の方達は、今にも倒れそうな勢いで青ざめて、震えている。
「なにやってんだって聞いてんだよ……!!」
ドコン!!と寝転がってるチャラ男さんを、類先輩が蹴りとばす。
「ぐぁっ……!!」
お腹を押さえて、のたうち回ってるチャラ男さん……。
「なんかぁ、影山先輩たちと仲良くしてる胡桃が気に入らなくて、そこのクソ女共がチャラ男先輩達に犯させようとしたら、逆に返り討ちにあったみたいなんですけど~」
蓮人が持ち上げてたチャラ男さんを、類先輩にブンッ!!って感じで投げつけた。
それを類先輩は、蹴りとばしてから。
「テメェら、そんな事しようとしたのかよ?」
ぐるりと周囲を見回す。
みんな恐怖で固まってる中。
「本当に胡桃ちゃんが返り討ちにしたの~?」
のんびりした声で姫奈先輩が聞いてきた。
「姫奈……、緊張感なさすぎ……」
ククッと翔先輩が笑っている。
「てかマジで胡桃ちゃんにやられちゃうとか、情けなくね~?」
智樹先輩にいたっては、大爆笑している。
そんな中。
「笑い事じゃないですよ。胡桃が強かったから無事だったけど、下手したら胡桃は一生消せない傷をつけられる所だったんですよ?こんなカス共もまとめられないで、トップ語るとか、ふざけてんですか?」
蓮人がギロッと類先輩達を睨みつけた。
「蓮人!!私は大丈夫だったんだから良いよ!!」
私が言っても、類先輩と蓮人が睨み合っていて……。
え?
なんで、こんな事になっちゃってんの……?
舞ちゃんと由梨ちゃんはガタガタ震えてるし、空気はピリピリ張り詰めてるし……!!
すっごくピリピリした空気を破ったのは、なんとも緊張感のない声だった。
屋上のドアがキィーと開いて。
「なぁにやってんだぁ?」
顔を出したのは、勇翔君こと、小山先生だった……。