「ーーーーえっ!それって運命じゃん!!」 昼休みの時間。 わたしは昨日のことを詳しく話すと、美咲は驚いた反動で大好きなから揚げを落とした。 「あーーーっ!!」 床に落ちたから揚げを寂しそうに見つめる美咲。 「はい、わたしのあげる」 3秒ルールとか、なんとかで美咲が変なこと言い出す前に自分のから揚げを差し出した。 「ありがと奈穂〜〜!!」 美咲はまたキラキラした表情に戻り、 いつも通りの笑顔を見せてくれた。