『んん!?』


朝かな‥


そう思い起き上がる。


暗いっ!夜じゃん!


ここ何処。ってかなんで外にいるの‥


あ‥‥‥‥‥‥


思い出した。


あたしトラックに轢かれたんだった。


ん?ちょっと待って‥‥‥‥


『あたし生きてる!?ってか怪我してない!?』


思わず叫んでしまった。


「一くん。なんか変な子がいるよ。」


「間者か?」


「いや、間者っていうかさ頭おかしくないこの子。」


話し声が聞こえてきた。


‥‥‥‥‥。


間違いなくさっき叫んだあたしのことデスヨネー。


そりゃ事故して怪我してなかったら誰だっておどろきますヨー。


あ、もしかして天国デスカー。


『え、やっぱ死んでるの!?あたし。』


「いや、君は生きてるよね。」


再び叫ぶと、今度は話しかけられた。