家は近くも遠くもない。 だけど私は歩く方が好きだから歩いて登校することにした。 「成海ーー! おっはよー。」 「ぐえっ。 って美和!痛いよ。」 うしろからすごい勢いで突撃してきたのは美和。 私の親友。 可愛くて明るいんだけど ガサツな部分があったりするんだよね。 そういうとこが私は好きなんだけどさ! 美和は男になんて譲らないからね! 私が大事な美和は死守しなきゃ。